設備の紹介
受付・待合室
来院の確認やお薬・フードの受け渡しと会計を行う受付カウンターと、診察や検査結果をお待ちいただくための待合室です。ほかの動物が苦手な子たちのために椅子を3区画に分けて距離を取れるようにしています。
診察室
診察室は2つあり、第1診察室では主な診察やレントゲン検査などの検査結果をお伝えするときに使用しています。第2診察室では診察のほかに超音波検査をするときに使用しています。
入院室
空調と床暖房完備の入院室です。犬のための10部屋がある第1入院室と、猫やその他小動物のための8部屋がある第2入院室があります。2つの入院室に分けることでストレスの軽減に努めています。このほかに2畳相当の広さがある大型犬用の部屋も2つ用意しています。
集中治療室
健康状態が弱っている動物たちのための治療室です。空調と床暖房に加えて酸素濃度の調節が可能です。体調の急変に備えて監視カメラも設置してあります。
検査機器の紹介
顕微鏡検査
デジタル顕微鏡
細胞・細菌・寄生虫・尿中成分など、肉眼では見えない小さなものを拡大して調べることができます。
【適用】
貧血、皮膚疾患、膀胱炎、尿石症、腫瘍性病変、など。
尿検査
尿化学分析装置
尿中に含まれる成分、血尿、白血球、pH、尿タンパク(UP/C)などを機械が細かな補正をかけながら測定します。
【適用】
膀胱炎、前立腺炎、尿石症、腎疾患、糖尿病、など。
血液検査
全血球計算機
血液内の細胞成分である、赤血球、白血球、血小板についての測定が行えます。
【適用】
貧血、感染症、炎症性疾患、止血異常、など
生化学分析機
血液中のグルコース量(血糖値)のほかにタンパク質濃度や電解質成分、さらには各種の内臓機能などの測定を幅広く行うことができます。
【適用】
糖尿病、蛋白漏出性疾患、内臓疾患(肝臓・胆嚢・腎臓・膵臓)、ホルモン疾患、筋肉疾患、炎症性疾患(犬)、など
動物用内分泌検査機
各種の特殊なホルモン検査などを院内で行うことができます。
【適用】
甲状腺疾患、副腎皮質疾患、炎症性疾患(猫)、など
画像検査
レントゲン撮影装置
X線を照射することによって体を透視するように画像化します。広い範囲を一度に検査したり、比較的大きな内臓や骨の状態を調べることに優れています。
【適用】
心疾患、肺疾患、骨疾患、消化器疾患、尿石症、腫瘍性疾患、妊娠検査(後期)など
超音波検査機
端子の先から超音波を発することで内臓の断層を画像化することができます。小さな内臓や細かい構造を詳細に調べることに優れています。
【適用】
心疾患、消化器疾患(胃・腸・肝臓・胆嚢・膵臓など)、尿石症、腎泌尿器疾患、眼科疾患、内分泌疾患、関節疾患、妊娠検査、など